このブログは月水金に更新します。

寒空に 大きく張り出す 枝の先 半身を隠す 二十一の月

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+++++万葉集関連話(十七)
 前回香香背男神社のリストを掲載しました。あのリストから見て取れる特徴を、以下のように整理してみました。
Amakaga

 神社の数を県毎に勘定し、さらにそれを地方ごとに勘定してみました。それに加え、「妙見山」の数もこの表に加えました。
 この表で、先ず気付くことは、天香背男神を祀る神社は関東、中部、中国、四国にほぼ同数分布することです。一方、東北、北陸、近畿、九州は極めて少数です。
 私のブログ記事1月11日で、福島県南部の妙見山、磐姫社を書いてきました。
http://blog.livedoor.jp/oibore_oobora/archives/51336157.html
その配置は、シリウス星の方向でもあると書きましたから、福島県に、それが無いのは奇妙です。
 この奇妙さを解く鍵を渡辺豊和氏の著書「扶桑国王、蘇我一族の真実」に見つけることができます。
コピー 〜 kosio

これは、渡辺氏の上記著書から頂いた図です(105頁)。東北、北陸地方に多い「古四王」(こしおう)神社の分布です。「こし」を「KHO」と書き、「H」の音が強調されるなら、それは「星」(ほし)となり「星宮」に通じます。しかし、私は「古」(こ)は「香」(こう)に転じ、「四」(し)は「背」(せ)に転じたのだろうと考えています。さらには「王」(おう)が「男」(お)に転じたのです。かくして「古四王」社は「香背男」と同一であろうと考えます。
 にもかかわらず、福島県南部を境して、画然と「用字」の違いがあることは「take note」さるべきと思います。「si」を「し」と聞かず、「se」と聞く、あるいは「si」を「し」と発音せず「せ」と発音する二つの部族の存在が垣間見えてくるように思えます。或いは「し」は「死」を連想させるため嫌われ「せ」に転じたのでしょうか?
(つづく)
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+++++時事ネタ(ハイチ地震―2−)
今回から「地球温暖化」裁判を書く予定でしたが、それを変更してハイチ地震の続きを書きます。
裁判のことはその後にします。
とあるブログで下記を見つけました:
http://alternativereport1.seesaa.net/
%%%%%引用開始
「ハイチの地震を事前に知っていた?ヒラリー・クリントン国務長官」
アメリカ、ヒラリー・クリントンは国務長官に就任する際、オバマ大統領に対し、ハイチでのトラブルは全て自分に解決を任せる事、を、最大の国務長官就任の条件の1つとしていた。ヒラリー・クリントンは、ハイチで大地震が起こる事を「事前に知っていた?」なお、ヒラリーの政策ブレーンには、地震兵器を開発した?とされている企業の経営者が座っている。ヒラリーの金脈・人脈に関しては、メールマガジン版オルタナティヴ通信、12月バックナンバー。
%%%%%引用終わり
この「オルタナティブ通信」と名乗るブログ作成者がどういう方かは知りませんが、ここで流される情報は、真に興味深いのです。例えば
http://alternativereport1.seesaa.net/archives/20071110-1.html
では「英国スパイの日本での暗躍」と題して次のような記事を書いたことで、ネット界で大きな話題になりました。
例えば:
http://www.asyura2.com/07/bd51/msg/220.html
です。
 %%%%%引用開始
(途中抜粋)
 こうした米国の「日本離れ」を利用し、英国の諜報(スパイ)組織が日本で活発に活動を開始している。NHK、外務省には、すでに複数の英国諜報組織のリクルーターが入り込み、日本人をスカウトし終えている。NHKが英国BBC放送の翻訳物を「丸投げ」で放送したり、反米の第二次大戦物を放送する理由はここにある。外務省にも既に、英国諜報部のロビーグループが出来上がっている。
(中略)
彼等は、9.11テロをブッシュの自作自演であると正しい指摘を行い、しかも「消されず、マスコミに登場し続けている」。英国諜報組織のエージェントに米国が「手を出せない」のは当然である。
(中略)
この英国スパイ達はベンジャミン・フルフォード、エハン・デラウィ等といった名前を使っている。
%%%%%引用終わり
文末に登場するベンジャミン・フルフォード氏は私のブログにも「HAARP=地震兵器論者」としてしばしば登場します。これに踊らされてネットでも以下のような投稿があったりします。

そして私自身もこれを批判する記事を書いたことがあります(2009年9月25日記事)。
http://blog.livedoor.jp/oibore_oobora/archives/51302003.html
オルタナティヴ通信氏はフルフォード氏とは対極にある方と思っていましたので、上記のブログ記事を見て驚きました。ハイチ地震を少し調べてみようと思った矢先に、とある科学雑誌 に面白い記事を見つけました。
(つづく)